いつもダメ男を選ぶ心理と「共依存」関係
あなたの周りにもなぜか、いつもダメ男を選ぶ女性がいると思います。実は、ダメ男には自分がいなければダメだと思い込み、ダメ男を助けることで自分の存在価値を確認する「共依存」関係にあると言われています。
いつもダメ男を選んでしまう「共依存」の関係
定職に就かず、ギャンブルに明け暮れ、借金まみれで、昼間から酒を浴びるように飲んでいるダメ男になぜか、けなげに尽くす美人妻がよく映画やドラマに登場します。
ここまでひどいダメ男は、あまりいないかもしれませんが、ダメな男にひっかかった経験のある人も少なくはないのではないでしょうか。
通常は、二度とゴメンだと反省して、次はきちんとした人を選ぼうと学習します。ところが、中には、いつも決まってダメ男を選んでいる女性がいます。本人は男運がないと嘆くのですが、ダメ男とやっと別れたと思ったら、また同じようなダメ男に貢ぐのです。
なぜ「ダメ男」にハマるのか?
こうした人気の中には、幼い頃、父親がダメ男で、その父親を愛せなかったり、救えなかったりした補慣行為として、ダメ男を選んでしまう場合があります。
また、そうした父親に尽くしていた母親をモデリング(他者の行為を観察し同様の行動様式を学ぶもの)してしまい、同様の行為をとっている場合もあります。
しかし、その多くは、この男には自分がいなければダメだと考え、 依存してくるダメ男を助けることで、自分の存在価値を感じている「共依存」の場合です。
たとえば、売れないお笑顔いタレントの卵に貢ぐのは、評価されていないという認知と、貢いでいるという認知がぶつかり、認知的不協和を解消するために、彼は面白いと思い込んでいるのかもしれません。
ダメ男好きの女性の特徴
ここまでご説明いたしました「共依存」の関係にはまってしまう女性には特長があります。
①面倒見がいい、②生活が自立している、③自分を卑下しがち
以上の3点が主な特長です。この特長を持つ女性が、ダメ男との「共依存」の関係にはまってしまいやすいようです。