探偵にLINE解析依頼は注意が必要
探偵によるLINE解析調査とは?
全国にはたくさんの探偵社がありますが、一部の探偵社では「LINEの解析調査」を実施しています。具体的には、配偶者の携帯やスマホなどの、消されたLINEのやり取りやメールを復元するサービスです。「裁判で使える確実な証拠を入手できます」と謳っていることもありますが、果たしてそうでしょうか。本当に満足度98%もあるのでしょうか。
LINE解析調査の仕組み
LINEの解析調査では、LINEでやり取りをしていた端末を探偵社に送るなどをして、データの復元を試みます。本体のロックがかかっていても問題はないようです。
しかし、復元から手元に返却されるまでにかかる日数は5~10日ほどかかってしまいます。LINE解析調査を配偶者にバレずに安全にすすめる為には、機種変更の直後がチャンスということになります。
つまり、LINEの解析調査で得られるかもしれない証拠は、過去の浮気の証拠となります。ちなみに費用は10万円~50万円程度が相場です。
LINE解析調査で得られる情報
LINEで得られる情報とはどのようなものがあるでしょうか。
配偶者が浮気をしていて、お相手がいれば高い確率でLINEやメールなどでやり取りをしていることが想定されます。そこで浮気があったことを確認することができるかもしれません。
浮気があったかどうかを確認するだけであれば、この解析調査は有効な調査です。しかし、当探偵社「シークレットジャパン東北本部」では、この調査は取り入れていません。
そこには、いくつか問題があると考えているからです。当探偵社が考える問題は以下の通りです。
不正アクセス禁止法やプライバシーの侵害に該当する可能性
いくら配偶者とはいえ、LINEアカウントに勝手にログインする行為は「不正アクセス禁止法」に該当します。
さらに、過去のやり取りを復元して調べる行為は「プライバシーの侵害」や「個人情報保護法」に触れるおそれがあります。
違法に手に入れた証拠では、裁判などで有効性を問われてしまいます。さらに、極端なケースでは、逆に訴えられる可能性さえあります。
不倫は犯罪ではありませんが、「不正アクセス禁止法」や「プライバシーの侵害」に違反すると犯罪です。
LINEのやり取りやSNSの投稿だけでは浮気を立証できない
LINEやSNSを調べるリスクとして「不貞行為の証拠にならない」ということもあげられます。
LINEでのやり取りやSNSへの投稿内容。これらがきっかけで浮気を確信することもありますが、決定的な証拠にはなりません。
理由はいくつかあり、裁判や慰謝料の請求を考えた際には、不貞行為があったことを証明する必要がありますが、LINEに異性との性行為があったことを証明する写真や動画を投稿していることは考え難いからです。キスしてる写真などでは不貞の証拠としては不十分です。
さらに、LINE相手の名前は正式名称ではなく、ニックネームなどの可能性もあり、個人を特定することはできないことも考えられます。また、特定するためにさらに費用がかかるかもしれません。
探偵業法違反の可能性
探偵の浮気調査は、探偵業法により定められています。認められている調査方法は「尾行・張り込み・聞き込み」が基本となっています。
もし、この法律に違反してしまった場合、罰金刑や懲役刑などの刑事罰を受けることもあります。最悪の場合には探偵事務所が廃業になってしまう場合もあります。
勝手にLINEを解析し浮気調査を行ってしまうと、プライバシーの侵害にあたるだけでなく不正アクセス禁止法に触れてしまう可能性も否定できません。
探偵社としても、LINE解析はリスクのある調査方法であるため、お受けしいないのです。
不貞の証拠を掴むためには、探偵社の浮気調査が有効
以上がLINE解析の調査をおすすめしない理由です。ただし、この調査手法も役に立つことはあります。
そのため、ご本人様が調査を依頼するリスクを十分理解した上で、依頼をすることをお勧めします。もし、浮気をしてるかどうかだけを確認したいということであれば、GPSなどでの浮気調査をご提案いたします。配偶者の車にGPSを取り付けることは、基本的には違法行為にはあたりません。
仙台市や宮城県、東北地方では、浮気相手と会うときには車を使うことが多いです。そのため、仕事終わりや休日の動向を確認することで、不審な点や怪しい日などが見えてきます。
仙台市、宮城県での浮気調査はシークレットジャパン
当探偵社「シークレットジャパン東北本部」では、裁判で使える証拠を揃えるために定額制の浮気調査をご提案しています。料金は東北6県(岩手・宮城・山形・福島・青森・秋田)で一律の明確な料金体系となっています。
もし、配偶者の浮気や不倫でお悩みでしたら、一度当探偵社までお気軽にご相談ください。